猫のおすまし日記

Mie...の個人モデル活動と日常的な日記♫

引退していた時のこと

今回、(これでも割と)真面目な話題だと思いますが・・・

ただかなりの長文ですから、覚悟は必須です!!

 

「引退します!」といって引退したわけではないので

(お世話になった方沢山いたのに、今考えるとありえないでしょ・・・)

引退した時期は定かではないのですが、

大体一昨年の冬位~今年の2月末までですね。

 

一時、北海道にも居ましたが、

大阪に居た頃にさせて頂いていたお仕事の話です。

 

派遣会社に登録させてもらって、朝~夕方は工場での作業、

そのお仕事に慣れた後、夜はお水系のお店で短時間だけ働かせて貰っていました。

今回、書きたいなって思ったのはお昼のお仕事のことです。

 

未だに何度も何度も

「やっぱりもう少し居たかったな」と思い返してしまいます。

 

まずは暗い・・・というかツライ話から始まります 笑

 

派遣会社への登録が済んで、担当の方から紹介されたお仕事は複数あり、

その中から元々希望していた

デジタルカメラの部品の簡単な掃除・検品」

そのような内容で書かれていたお仕事を選びました。

元々カメラ自体好きなので、興味はありました 笑

「地味な仕事になります」とは聞いていましたけど、

コンパクト・一眼に限らず、カメラの中身と

できる工程の一部が見られるんですから!

派手とか地味とか、そういうのは基準としていないですしね。

 

まずは見学。

私が入らせて貰うフロアで一緒に働くのは9割以上が女性。

女性が元々ちょっと苦手な自分が女性しか居ない職場で

馴染めるのか、それが一番気掛かりでした。

しかも、沢山の派遣会社の方がいる中で

同じ派遣会社の人は今はそのフロアには居ないということでした。

派遣会社ごとに制服が異なるので、

私1人だけ浮いているのは目にも見て分かるという。

 

初日、言われた通りの時刻に職場に向かい、

担当の方と一緒に出社。

タイムカードから制服だとかロッカーだとか

まずは出社と退社の流れを説明して貰い、

あとは朝礼を終えて教えて貰った作業。

この日だったか、2日目だったか

(マスクは後々考えると問題ではなかったようなので

手袋の方かなと思いますが)

立ち作業中、呼吸が苦しくて許可を貰って休憩させて貰ったり

心配かけるし、迷惑かけるしで散々でした。

 

2日目以降はもちろん、自分1人で出社。

出社時刻は守れていました。

ただ、それではダメだったんだと後々気付きます。

私はこの時、話せる相手がまず誰も居ない、

「同じ派遣会社の人が居ない

 =担当の方から(直属の男性上司以外)誰も紹介されていない」

という状況だったんです。

朝礼も知らない人ばかりの列の中にポツーンと当然のように居て

精神的によくない朝礼でしたww

「おはようございます^^」って挨拶は必ず同じフロアで

あってもなくても欠かさずしていましたが。

それでも朝礼と休憩は苦痛でした。

 

3日目か4日目位から少し変えることにしました。

「一番早く行けば、一番に来ている人と1対1で話せるかも」

そう思いました。

「知らないグループに入るのは無理!」という結論。

今まで出逢った中のある男性が過去、こんなことをしていました。

”朝、決まった出社時刻の1時間前には到着する”

理由は職場の人間とコミュニケーションを取るからと

聞いていましたが、具体的にはよく分かっていませんでした。

まだ真似には至りませんでしたが、まず30分前に設定しました。

その日、30分前に出社してみると

直属の男性上司と先輩の女性との2人だけが出社されていました。

ここからが私の” ラッキー ”の始まりです。

この先輩、おそらくこのフロア内で1、2を争う位の

お仕事に真面目な方で、しかも一番重要な最後の確認作業を

任されている方だったんです。

よくよく考えたらそうですよね。

早くに出社される方がやっぱりお仕事に対して

真面目なんだと今もそう思います。

 

その日から、

「私、同じ派遣会社の人が居なくて・・・^^;」という言い訳をしつつ

毎朝この方と会話をし、一緒に朝礼に並べるようになりました。

気分的にはこの時からかなり楽になりました。

拒否されなくて本当に良かった 笑

 

お仕事の内容の方がすっぽり抜け落ちていましたが、

まず私がすることは ” バリ取り ” という

「カメラ裏側(内側)の本体同士を繋げる穴を開けた時に出る

 粉(バリ)を小さいドリル型の小さな歯間ブラシで取る作業」

まずはそれのみでした。

2点ほど、別の女性の先輩から

「こことここはこんな風に確認(目視)だけして、

 もしこういう不良があれば、教えてください」

ここからが私の第2のラッキーです。

これについては追々書きます。

 

流れは、全立ち作業の休憩を入れつつ6時間か7時間?位のお仕事で、

休憩は5分とか10分とかお昼は45分位で

午後も5分と10分?のようなバラバラな取り方で

初めの内はかなりキツく感じました。

昼食は自宅へ帰って食べてもいいとのことだったのと、

その朝一の先輩にも別の交流があるだろうし、という思いもあり、

ちょっと大変でしたが、自転車で全力で帰り、即食べ、即戻るということを

毎日繰り返していました。雨の日も風の日もヒョウの日もwwww

今思うと完全に食べる作業でしたねwwwww

「倒れないように食べていた」です。

 

1ヶ月経つか経たないか位からだと思います。

不良品を見つける楽しさに目覚めてしまうのです 笑

変態以外の何でもないでしょwww

私、クローバー探しが趣味・得意で・・・

それと感覚が被っちゃったんですね(* ´艸`)

 

バリ取り・・・目視

バリ取り・・・目視

バリ取り・・・目視

「あっ 不良品!(n*´ω`*n)キラキラー」

って変人の出来上がりです。

実際にはバリ取り作業は慣れるまでかなりキツかったですけど・・・。

” 首の角度はどの位が一番疲れないのか ”とか

” 体はずっと直立の方が良いのか ”とか

” 歌っていても作業に問題ないか ”とか

とにかくいろんなことを考えながら・・・会話なしに黙々とw

 

しかも、

たまには「これは不良じゃないんですよ」と言われることもありましたが

「残念・・・また見つけよう(´・ω・`)」って。

 

実はこれ、よくよく考えたら

先輩のミスを指摘する行為だったんですよね・・・。

結果は追々。

 

全然そんなことは考えずに

これ以降、どんどん言われていた以外の

不良すら見つけるようになっていくんですが。

 

何か月後のことだったか、

私のデスク(作業場所)を作って貰えたんですが

気付けば、その不良が出た際に持って行く先輩から

一番遠い席になっていましたw

その時から何となしに

「もしかして気分を害してしまわれたかな・・・」

という考えが過ります。

 

気のせいかな?

なんかめっちゃ遠くて持って行くの大変・・・

普通なら持って行くのやめるのかな?

「でも不良なくなるのは先輩にとってもいいはず」

「そうだ!箱に溜めて持って行こう!」

1枚や2枚で持って行っていたところ、

3枚、4枚、5枚と量は増えていき、

ちょっと自分も気まずくなってきていました。

 

その後、不良品はその先輩にではなく

近くに居る直属の男性上司のところへ持って行くように言われました。

 

ただ、私は不良を見つけるのが楽しくて止まらなくて

それでもひたすら不良らしい物も見つけて

「この位はセーフですか?じゃあこれ位がアウトですね」って

確認も入れつつ、バリ取りの1日の決められた作業数を

こなせる範囲で不良品探しを楽しみました。

 

もうバカだったなーとしかwww

 

人間関係の方も、真似ごとでしたが

周りの先輩のされていることと同じように

飴を貰えば、私も飴を配ったりしていました。

一番大きかったのは朝一の先輩から教わることでした。

「これをやってあげたら皆助かるから」とか

そんな風に仕事以外の作業も教えて頂きました。

 

ちょっと余談ですが、

私は喫煙者なので、喫煙スペースがあることは元々

担当の方から聞いていたので、吸わせて貰っていたんですが、

「喫煙所の掃除は喫煙者がすることになっているから」と

朝一の先輩に教えて頂いて、男性上司に聞いてみました。

上司「じゃあやってもらえる?●曜と●曜と選べるけど

   どっちがいい?」

私「んーと・・・大変なのってどっちですか?」

と聞き、大変な曜日と聞いていた方をすることにしました。

嫌な感じですね^^;

” 嫌われたくない精神 ”です。

 

仕事をしに行ってる感覚とは少し違った感覚でもありました。

お金は見えなくて、作業だけをしに行くので。

それは普通なんでしょうけど。

 

その内、上司からではなく、

朝一の先輩の作業もお手伝いさせて貰えるようになり、

教えて下さっている時も

「大丈夫!できてるんやから自信持って!!」と

励まして下さり、、、その一言は今思い出しても涙が出そうです。

逆に、怒られる時は思いっきり怒られましたけどね 笑

でもそこは慣れ合いだと、私には逆に合わなかったと思います。

 

実は女性からはどう思われているのか分からないから

関わるのが不安だったんです。

もちろん、男性相手でもプライベートにおいてはそういう面ありますよ!

そういう不安から

とにかく頑張って嫌われないようにとオドオドしていたので。

正しいことを褒めてもらえ、間違っていることは怒られる、

普通のことですが

嫌いな相手だと褒めない・好きな相手には怒らない

そういう人が多いじゃないですか。

派遣でこんなにいい先輩と関われると思っていませんでした。

 

そして、私は気になりました。

「この先輩は一体何時に来て、何のためにそんなに早く来るんだろう」と。

そして私は30分前に出社していたところ、

1時間前に出社してみました。

先輩「今日は早いね、どうしたの?」

私「いえ、先輩って何時に来てるのかなって気になって早く来てみました!笑」

そしたら、先輩はその私の知らない更に未知の朝30分間に

完全に無償で皆の手袋(洗濯済み)をフロアに持って上がり

入れ替える作業までされていました。

それも「私の休みの日があったら・・・」と教えて頂くつもりが

そこまでは居られませんでした。

 

辞めることとなる数日前、

「(内心)あー今日も一日終わったー(∩´∀`)∩」と思っていたら

背後から「ごめんなさい!!」という声が聞こえて「えっ?!」って

振り返えると、席が離れてからあまり会話することがなくなってしまった

私が不良品を毎回持って行っていた例の先輩が

私に向かって謝罪されていたんです。

何の前触れもなかったので驚きでしたが・・・。

「私が足りないばかりに・・・」そんなニュアンスの言葉です。

「いえいえいえ!私こそ・・・」と。

実はこの時「何故謝っているんだろう・・・」と思っていました。

ポカーーーン( ゚д゚) 状態で反射で謝っていました。

私はただお給料を貰うために仕事をしているだけで・・・と。

むしろミスを後輩から指摘されるとか腹立つと思うけどな・・・って。

でも「皆周りにいる中で後輩に謝罪なんて、凄い先輩だな」って

尊敬した瞬間でした。

とってもお若いのに2児のママさんだと聞いていたので

もっと色々話してみたかったなって思います。

 

朝礼で月1だったか、その工場での作業の点数が

アルファベットで知らされていたんですが

(確か不良数での判断だったと思います)

確かいつもAはなかったように思うんです。

BとかCとか。

こういうのは私の一番苦手とする連帯責任・チームワークプレイ的なことだけど

その点数・評価を上げることが仕事の目標なんだろうなって解釈でいました。

だから、それを上げる行程が楽しかったわけなので

その他はまるで考えておらず、人から謝られるなんて・・・。

 

理由はここでは書きませんが、

その頃です。私は急に辞めることとなりました。

顔すら出せずに。

凄くお世話になった先輩方に御礼すら言えず。

自業自得なんですけどね。

家を出ることになったです。

男性数人にバレンタインのチョコを早朝に渡した数日後のことでした。

お返しを貰うのは悪いし、周りにも気を遣ってしまうので

逆にタイミング良かったのかもしれません。

 

派遣会社の方から

高評価を得ているし、辞めないで欲しいと言われましたが

もうその時には既に埼玉で、

特にお世話になった先輩の名前も挙げ、御礼と謝罪を伝えました。

 

ただ、心残りが2点あります。

 

朝一の先輩に。

本当にお仕事熱心な方で尊敬できる方だったんですが、

何故か月一回ほど必ず当欠されるんです。

それが職場での普通だったんです。

「あ、今日休み?またかー」的な会話も周りから聞こえ

耳が痛かったですが・・・。

それを周知で休まれているんでしょうけど

何故かいつも理由も話されないで、

ただきちんと次の朝、皆に迷惑をかけた分を謝って、

またいつも通り何もなかったかのようにお仕事されているという。

不思議過ぎるでしょwww

絶対に理由を聞いたら

面白い言葉返ってきそうだなって思っていたのに。

 

聞くのはタブーかなって思っていましたが

聞いておけば良かった!!!!( ノД`)

 

あと趣味が違い過ぎてプライベートな会話

(アルフィー・宝塚好き)にあまり触れられなかったのも

悔やんでいます。。

少し知っているというのは強みでもあり弱みですね。

うかつに聞けない。

あと聞きたいことがすぐに浮かばない・・・。

話すことに関しては自信あったのに・・・。

(文章力はダメダメですけどw)

 

まだまだこれ以上、この先輩との会話について

書きたいことは沢山あるわけですけど、

今日はこの辺で我慢しますw

 

 

書けてスッキリしたーーー!(発散かいww

 

私、短文って苦手なんですよ。

その人の好みは分かっても文章から人間性が感じにくいし、

伝えたいことってこれだけなのかと思うと少し寂しい感じで。

少し年代的に上の方たちが

昔メールの文字数制限があった頃の名残りで

件名から本文も書き始めるという気持ちがよく分かるんですよね ふふふw

 

書き過ぎですね!

 

まぁ、そのような大きな経験をさせて頂いた

凄く大切にしたい私の思い出の一部のお話でした。

読んで頂いた人はもう、これはさすがに皆無でしょうけれどw

ありがとうございます(n*´ω`*n)

 

お疲れ様です、おやすみなさい♡